食事制限(ダイエット)は摂食障害につながる
みなさんどうも!たくまるです。
世の中には、ダイエットに関する情報が溢れていて、特に女性は誰しもが「痩せたい」という願望を持っているはずです。
しかし、無理なダイエットをして体を壊したり、摂食障害になる人が増えています。
今の自分よりもっと痩せたいと思ってる方。
間違ったダイエットをしないために、
僕なりの正しいダイエット方法を過去の体験談を交えてお話ししていきたいと思います。
※ブログを初めたばかりで、読みにくいと思います。すいません!
まず、僕は摂食障害です。
病院で診察してもらっていないので、断言できませんが、おそらく摂食障害です。
摂食障害とは?
摂食障害には食事をほとんどとらなくなってしまう拒食症、極端に大量に食べてしまう過食症があります。拒食症では、食事量が減る、低カロリーのものしか食べないことから体重が極端に減る、やせて生理がこなくなるといった症状があります。過食症は、いったん食べ始めるとやめられない、むちゃ食いしては吐く、食べすぎたことを後悔し、憂うつになるなどの症状がみられます。拒食症から、過食症になることもあります。
「やせたい」という強い思いがあるため、本人はなかなか治療したがりません。しかし、低栄養から様々な体の不調につながり、死に至ることもある病気ですから、治療の重要性を伝えることが必要です。摂食障害は、様々なストレスが要因となっていることも多く、周囲の人の理解やサポートがとても大切です。 [厚生労働省]
僕が摂食障害になったきっかけは、部活動でした。
僕は大学で陸上競技(長距離)をしていました。
三年生のある時、チームメイトから
「あれ、たくまるぽっちゃりしたね!笑」
と言われました。
ケガをして走ってなかったので、ちょっと太っちゃったんだと、その場は笑ってごまかしましたが、内心とても傷ついていました。
今まで生きてきて、痩せてると言われたことはあるけど、太ったとは言われたことなかったのでかなりショックでした。
その一言がきっかけでダイエットを決意しました。
*拒食期
部活で体を動かしているのに、炭水化物を全く取らずにおかずだけ食べる。
毎日お昼ご飯はサラダと豆腐。
そして、お腹が空いたら0kcalのゼリーを食べる。
などして、一日の摂取カロリーは1000kcal以下という極端な食事制限を2か月ほど続けました。
その結果、身長173cm.体重58kgだった僕は2ヶ月で49.8kg。
約9kgも落ちました。
陸上競技の長距離は特に、体重は重要になってきて、重いとエネルギーロスになるので、軽い方がいいとされていますが、僕は逆に落としすぎて競技成績が落ちました。そして、貧血になりケガを繰り返し、風邪も引きやすくなりました。
もう体はボロボロです。
今では信じられませんが、体重が50kg切っても「まだ自分は太ってる、もっと痩せたい」と考えていたんです。
その当時は、毎日体重のことで頭がいっぱいで朝、練習後、寝る前に毎日3回体重を計っては一喜一憂していました。1gでも増えていると、すごく落ち込み、増えている自分を責めました。
また、ひどい時は水でさえも飲むのが怖くなり飲む量を減らしたこともありました。
その当時は、おかしいという感覚がありませんでした。
*過食期
拒食期が2か月ほど続き、体重が最低の49.8kgに到達して、さすがに空腹に耐えられなくなってきました。少しぐらいチョコ食べていいかなと思って一個食べた瞬間、スイッチが入ったみたいに手が止まらなくなりました。気づいたら一パック全部食べてしまいました。
そこから、歯止めが効かなくなり食欲が爆発しました。
僕の大好きな甘いもの、菓子パンやアイスクリーム、チョコレートなど爆買いしては過食を繰り返しました。
食べてる途中は何も感じず、食べ終わった後に強烈な罪悪感に苛まれました。その時は、お腹が苦しくて「もうこんなこと二度としない」と思うのに、次の日にはまた過食をしてしまいました。
「やめたくてもやめられない。
自分はなんて意志の弱いダメ人間なんだ。」
とても辛かったです。
過食症の方は、食べた後にその代償として吐く行為(過食嘔吐)をする方もいらっしゃいますが、
僕は、食べた代償行為として、とにかくたくさん走っていました。
多い時は、月に800km以上は走っていました。
ですが、体重は59kgにまでリバウンドしてしまいました。
この頃から、自分がおかしいと気付き始めました。
ネットで調べてみると摂食障害の症状に当てはまり、自分は摂食障害だと確信しました。
ですが、その時はそれを受けいれられませんでしたし、周りの仲間や先生、家族にも恥ずかしくて相談できませんでした。
この状態が続き、競技成績はもちろん、人間関係も悪くなっていきました。メンタルが不安定になって、自分の殻に閉じこもりなるべく人と関わらないようになりました。
自分の人生お先真っ暗だと思いました。
路頭に迷っている中、お正月に久しぶりに実家に帰りました。性格も暗くなり変わり果てた自分に、父親は直ぐに気づきました。
父親:「大丈夫か?辛かったら陸上やめて実家帰ってきてもいいから、無理するなよ。」
この一言で、心が軽くなりました。
そして、今までの部活や大学での悩みやストレスを父親に吐き出しました。
僕は今まで嫌なことがあっても、他人には打ちあけずに全て自分の中で溜め込んでいました。
その理由は、人に迷惑をかけたくないということと、言ったところで変わらないと思っていたからです。
この時、初めて父親に打ち明けて本当に心がすっきりしました。
人間は1人で生きていけないんだなと思いましたし、相談することの大切さを感じました。
そして、おばあちゃんが作ってくれたご飯と味噌汁を久しぶりに頂いた時に、やっぱり実家は落ち着くなと感じました。
そして、これが本当の美味しさなんだなと感じました。
人工甘味料や添加物が入ってない食材そのものの美味しさに久しぶりに気づきました。
まだ言ってませんでしたが、母親は鬱病です。
僕の幼い頃に仕事のストレスで鬱病になり、寝たきりになったり、精神不安定で僕や妹に当たったりしていました。
その当時は、本当に母親のことが大嫌いでしたが、鬱病のことがわかってからこれは仕方ないと思い、なるべくストレスを与えないように言葉には気をつけるようにしました。
今は、鬱病もかなり良くなってきました。
僕も、ストレスを溜め込みやすくこのままだと母親と同じく鬱病になると思うので、気をつけようと改めて思いました。
実家への帰省がきっかけで、精神が安定してきて、摂食障害も少しずつではありますが、改善していきました。今まで1人で食事を摂ることが多かったですが、友達と食べる機会を増やし、コミュニケーションを取ることで、かなり過食も抑えられましたし、何より今までより性格が明るくなり、周りにいる仲間も増えました!
とはいえ、摂食障害は完全に治っていません。
現在一人暮らしで、就職して環境が変わり新たなストレスが加わると過食が増えましたし、孤独を感じた時に過食をしてしまいます。
前より頻度は減っていますが、これからもうまくつきあっていき、ストレスを発散する方法を考えていきたいです。
*僕なりの摂食障害を改善する方法
1.気軽に悩みを相談できる人を作る
これが一番重要で、摂食障害は心の病気で自分ではコントロールできないので、気軽に悩みを相談できる人を作りましょう。
友達や家族、学校の先生、誰でもいいです。
一番いいのは家族の理解を得て、病院の心療内科を受診することをお勧めします。
2.熱中できる趣味を持つ
おすすめは体を動かすスポーツです。僕はランニングと音楽が趣味です。好きな音楽を聴きながら走ることで、嫌なことも忘れてストレス発散になります。そして、楽しくダイエットにもなります。ですが、やり過ぎに注意!
無理なく体を動かすことでメンタルが安定します。 ☆筋トレもおススメ!
スポーツではなくても、ゲームやアニメ、漫画でも、それでストレスが発散できて食事に依存しなければいいと思います。
3.自然な食材を食べる
人工甘味料や添加物、砂糖は依存性が強く中毒になりやすいです。今ではほとんどの食品で使われていますね。特に菓子パンやジュース、アイスクリームは高カロリーの割に満足感が少なく、食欲が止まらなくなる原因です。
なるべく自炊をしましょう。
甘いものが食べたいと思ったら、自然なものに置き換えましょう。
さつまいもやカボチャを使ってみたり、ヨーグルトにハチミツ、そして果物などがおすすめです。
4.食べ物に感謝の気持ちを持つ
これは些細なことと思いますが大事なことです。人間は生きていくために、動物や食材の命を頂いているので、感謝の気持ちを持って、
食べる前は「いただきます」
食べた後は「ごちそうさまでした」
これを意識的に言うことで、食べ物を粗末にすることは抑えられるでしょう。
小さい頃に教わったことで当たり前でも、やっていない人はいると思います。
試してみるのもいいと思います!
5.そのままの自分を受け入れる
特に女性は痩せていることに美を感じる所があり、痩せへの欲求が強いです。
これが危険で、過度に痩せようとする反動で過食は起こるので、今の自分のままでいいと受け入れることです。
たとえ、一回過食をしたとしても自分を責めずに翌日から普通の食事に戻せばいいだけです。
体重を減らしたい場合は、無理な食事制限はせずに、無駄なものを減らし、少し体を動かしてみましょう。1ヶ月で3kg以上減らさないことをおすすめします。
ダイエットは、無理なく続けられる習慣を作ることが大切です。
最後に、
僕と同じように摂食障害で悩んでいる人は多いと思います。治りにくいものだと思われていますが、しっかり治療を受ければ治る病気です。
是非、勇気を持って周りに相談してください。
1人で抱え込んでも何も解決しません。むしろ悪循環です。
周りに相談できる人がいない場合は、今ネットで交流できる時代なので、ネットやブログで同じ悩みを持ってる人とコミュニケーションをとってみることも良いと思います。
摂食障害という病気を知らない人は多いと思います。知らない人に少しでもこういう病気があることを知ってもらいたくて記事を書きました。少しでも、理解してくれる人が増えるといいなと思います。
そして、僕が仲間から言われた些細な一言で摂食障害になる可能性があります。
気軽に人に体型のことでいじるのは危険なので、やめた方がいいです!(特に女性)
そして、少しでも摂食障害で悩んでいる人の助けになれば幸いです。
文章を書くのが下手くそで読みにくかったと思います。すいません!笑
同じ境遇の方で、気軽にコメントいただけると嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!